无祇
无祇(なぎ)は、五穀豊穣を願われている稲荷神に何百年も仕えている善狐です。姿は人間と狐の中間で、動きやすいように着物や下駄などは着用していません。おでこの焔は常に出ていて、焔の大きさで无祇が元気かどうか分かります。手から術で出せる焔は舞を舞う時、太陽をあらわしています。无祇が人間達が飢えで死なぬように願いを込めて、しめ縄で囲まれた神聖な舞台で舞うと、その都度必要な天候に変わります!但し、天候の効果が得られるのはお供の2匹の小狐で奏でる息ぴったりの舞曲の演奏による无祇の祈りの舞です。ですが、2匹の小狐は仲が悪くて中々演奏が合いません。无祇は、その2匹をなんとか仲良くさせようと日々頭を悩ませています。无祇自身はとても活発、誰とでも仲良くなれるので、よく神社に来る子供達と一緒になって遊んでいます。
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