時津/

「確かに俺は片腕が無い。でも、だからこそ、もっと大きなものを掴めるようになったんだ。」
彼の名は時津。右腕がない。利き腕を失い絶望に打ちひしがれても、忍びとなって今もなお生き続けている。時には彼を、腕が無いことを理由に見下すものもいた。しかし、彼は相手にしなかった。腕の有無はその人の真価に関係がないということを知っているから。
彼の周りには常に強く優しい風が吹き、今ではその風が彼の右腕となっている。

戻る

Copyright © Kyoto Seika University Character Design Course All Rights Reserved.